御朱印帳をどこで買う?初心者向け失敗しない購入場所と選び方のポイント
御朱印巡りを始めるための第一歩、御朱印帳を準備しましょう
御朱印巡りに興味をお持ちいただき、ありがとうございます。これから御朱印巡りを始めたいとお考えでしたら、最初に準備したいのが「御朱印帳」です。
御朱印帳は、寺社でいただく御朱印を収める大切なものです。しかし、「どこで買えるの?」「どんなものを選べば良いの?」と迷ってしまう初心者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、御朱印帳を購入できる場所から、初心者の方が失敗しないための選び方のポイントまでを詳しく解説します。この記事を読んで、ぜひあなただけのお気に入りの一冊を見つけて、御朱印巡りの素敵なスタートを切ってください。
御朱印帳を購入できる主な場所
御朱印帳は、いくつかの場所で購入することができます。それぞれの場所で取り扱っている御朱印帳の種類や、購入する際の雰囲気などが異なりますので、ご自身の希望に合わせて選んでみましょう。
1. 寺社
御朱印巡りの対象となる寺社そのもので御朱印帳を購入することができます。
- 特徴:
- その寺社オリジナルのデザインの御朱印帳が多く、参拝の記念として特に人気があります。
- 神社の御朱印帳、お寺の御朱印帳として、それぞれの宗派や由緒にちなんだデザインが見られます。
- 御朱印所や授与所で販売されていることが一般的です。
- メリット: 参拝と同時に購入でき、その寺社ならではの特別な御朱印帳を手に入れることができます。最初の御朱印をその場ですぐにいただくことも可能です。
- デメリット: 取り扱っている寺社とそうでない寺社があります。デザインの種類は限定されます。
2. 文具店・書店
比較的規模の大きな文具店や書店では、御朱印帳コーナーが設けられていることがあります。
- 特徴:
- 様々なメーカーやデザインの御朱印帳が豊富に揃っています。
- 実際に手に取って、サイズ感や紙質、デザインを確認しながら選ぶことができます。
- 御朱印関連の書籍やグッズと一緒に販売されていることもあります。
- メリット: 多くの種類の中から比較検討して選べます。実物を見て購入できる安心感があります。
- デメリット: 寺社オリジナルのような個性的なデザインは少ない傾向があります。
3. インターネット通販サイト
Amazonや楽天などの大手通販サイト、専門のオンラインショップでも多くの御朱印帳が販売されています。
- 特徴:
- 国内だけでなく、海外のインポート品なども含め、非常に多くの種類の中から選ぶことができます。
- 価格やデザイン、素材などで絞り込んで検索し、比較検討しやすいのが利点です。
- レビューを参考にすることもできます。
- メリット: 時間や場所を選ばずに購入できます。店頭では見かけないような珍しいデザインが見つかることもあります。
- デメリット: 実物を手に取って確認できないため、イメージと異なる場合があります。送料がかかる場合があります。
4. その他
雑貨店、伝統工芸品店、一部の旅行用品店などでも、デザイン性の高い御朱印帳や、地域の特色を活かした御朱印帳が見つかることがあります。
- 特徴:
- 一般的なものとは一味違う、こだわりのデザインや素材の御朱印帳が見つかることがあります。
- 和紙や布地にこだわったものなど、工芸品としての一面を持つものもあります。
- メリット: 個性的で特別な一冊に出会える可能性があります。
- デメリット: 取り扱っている店舗が限られます。
初心者向け!失敗しない御朱印帳の選び方
御朱印帳の購入場所が分かったら、次はどのような御朱印帳を選べば良いかを考えましょう。初心者の方が後悔しないための選び方のポイントをご紹介します。
1. デザインで選ぶ
最も分かりやすい選び方の一つです。惹かれるデザインのものを選びましょう。
- 和柄: 桜、麻の葉、七宝など、定番の和柄は上品で人気があります。
- キャラクター: 好きなキャラクターや動物などが描かれたものもあります。
- 無地: シンプルで飽きのこないデザインを好む方に。
- 寺社オリジナル: 参拝した寺社の象徴や、その地にゆかりのあるものがデザインされていることが多いです。
ただし、あまりに派手すぎたり、寺社の雰囲気にそぐわないと感じられるようなデザインは避けるのが無難です。寺社によっては、特定のキャラクターデザインなどが好ましく思われない場合もゼロではありません。
2. 素材と製本で選ぶ
御朱印帳の素材や製本方法は、御朱印のいただきやすさや耐久性に影響します。
- 紙質:
- 奉書紙(ほうしょし): 和紙の一種で、墨の乗りが良く、にじみにくいのが特徴です。多くの御朱印帳に使用されています。厚みがあるものがおすすめです。
- 製本:
- 蛇腹式(じゃばらしき): 一番一般的で、屏風のように折りたたまれています。見開きで御朱印をいただくことも可能です。
- 和綴じ(わとじ): 本のように紐で綴じられています。古くからある形式です。
初心者の方には、扱いやすく、多くの寺社で一般的な蛇腹式の奉書紙のものがおすすめです。
3. サイズで選ぶ
御朱印帳にはいくつかのサイズがあります。
- 一般的なサイズ: 約11cm × 16cm程度のものが主流です。持ち運びやすく、多くの御朱印に対応できます。
- 大判サイズ: 約12cm × 18cmやそれ以上のサイズです。見開きでダイナミックな御朱印をいただく際に見栄えがします。
最初の1冊としては、持ち運びやすい一般的なサイズが無難でしょう。慣れてきたら大判サイズにも挑戦してみるのも良いかもしれません。
4. ビニールカバーの有無
御朱印帳を汚れや水濡れから守るためのビニールカバーが付いているもの、または別売りされているものがあります。
- メリット: 持ち運び中や、雨の日の参拝で大切な御朱印帳を保護できます。
- デメリット: デザインによってはカバーが付けられない場合があります。
特に頻繁に持ち歩く予定であれば、カバー付きや対応しているものを選ぶと安心です。
5. 価格帯
御朱印帳の価格は、デザインや素材、販売場所によって異なりますが、一般的には1,000円台~3,000円台で購入できるものが多いです。寺社オリジナルのものや、特別な素材を使用したもの、職人による手作りのものなどは、もう少し価格が高くなる傾向があります。
最初の1冊を選ぶヒント
初めての御朱印帳選びは、難しく考えすぎず、まずは「これ素敵だな」「使ってみたいな」と感じる直感を大切にすることをおすすめします。特に最初の1冊は、御朱印巡りの思い出とともに、長く大切にしたいものとなるはずです。
もし迷うようであれば、まずは参拝予定の寺社で販売されているオリジナルの御朱印帳を見てみるのも良いでしょう。その寺社とのご縁を感じながら、御朱印巡りをスタートできます。
まとめ
御朱印帳は、御朱印巡りを始める上で欠かせないアイテムです。寺社、文具店・書店、インターネット通販など、様々な場所で購入可能です。デザイン、素材、サイズなどを参考に、ご自身の好みや用途に合った一冊を選んでください。
あなただけの特別な御朱印帳と共に、実りある御朱印巡りを楽しんでいただければ幸いです。