御朱印帳がいっぱいになったら?次の1冊の選び方と古い御朱印帳の扱い方【初心者向け】
御朱印巡りを楽しむ皆様、こんにちは。「御朱印旅ガイド」です。
初めての御朱印帳がいっぱいになった時、達成感とともに「さあ、次はどうしよう?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。これまで大切に集めてきた御朱印が詰まった一冊は、まさに旅の記録であり、宝物です。
この記事では、御朱印帳がいっぱいになった後の次のステップについて、初心者の方にも分かりやすく解説いたします。新しい御朱印帳の選び方から、いっぱいになった御朱印帳の扱い方まで、安心して次の御朱印巡りを始めるための情報をお届けします。
御朱印帳がいっぱいになったらどうする?
御朱印帳がいっぱいになることは、それだけ多くの寺社を巡り、多くの御縁をいただいた証です。まずは、最初の1冊を無事に満了されたことをお祝いしましょう。
さて、次のステップは大きく分けて以下のようになります。
- 新しい御朱印帳を用意する
- いっぱいになった御朱印帳を適切に扱う
この二つについて、詳しくご説明します。
新しい御朱印帳を用意する
御朱印をいただくためには、新しい御朱印帳が必要です。新しい御朱印帳を選ぶ時間は、これからの御朱印巡りへの期待感を高める楽しいひとときでもあります。
新しい御朱印帳の選び方
新しい御朱印帳を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
- デザイン: 最初の1冊とは違うデザインを選んで気分を変えるのも良いでしょう。寺社オリジナルのデザインや、伝統的な柄、モダンなデザインなど、様々な種類があります。
- サイズ: 一般的な御朱印帳のサイズは様々ですが、大判サイズは迫力のある御朱印をいただく際に適しています。蛇腹式と和綴じ式がありますが、現在は蛇腹式が主流で扱いやすいでしょう。
- 紙質: 和紙、特に奉書紙(ほうしょがみ)が使われているものが一般的です。墨の乗りや裏写りのしにくさを考慮すると、厚手のしっかりした紙質のものがおすすめです。
- 購入場所: 寺社、書店、文具店、インターネット通販など、様々な場所で購入できます。実際に手に取って紙質やサイズを確認できるお店での購入も良いですし、気になる寺社のオリジナル御朱印帳を次の1冊にするのも特別感があります。
複数冊を持つ場合の考え方
御朱印帳を複数冊同時に使い分けることも可能です。例えば、以下のような使い分けが考えられます。
- 寺院用と神社用で分ける: 神社と寺院の御朱印を分けて集めたい場合に便利です。
- 地域やテーマで分ける: 特定の地域の寺社や、七福神巡り、〇〇観音巡りなど、テーマを決めて集めたい場合に適しています。
- 目的で分ける: 日常的な参拝用と、特別な旅での参拝用など、目的に応じて分けることもできます。
複数冊を使い分ける場合は、どの御朱印帳を使うかを事前に決めておくか、どの御朱印帳に書いていただくかを受付で伝えやすいように準備しておくとスムーズです。
いっぱいになった御朱印帳の扱い方
御朱印帳がいっぱいになったら、それ以上御朱印をいただくことはできません。大切に保管するだけでなく、いくつかの選択肢があります。
保管方法
多くの人が、いっぱいになった御朱印帳を自宅で大切に保管しています。
- 保管場所: 直射日光や湿気を避けた場所に保管しましょう。桐箱や専用の保管ケースに入れると、より良い状態で長期保管が可能です。
- 見返す楽しみ: 時々御朱印帳を見返してみましょう。それぞれの御朱印にまつわる旅の思い出が蘇り、新たな発見があるかもしれません。
供養・お焚き上げ
御朱印帳は単なるスタンプ帳ではなく、神様や仏様とのご縁をいただいた神聖なものです。そのため、役目を終えた御朱印帳を寺社に納めて供養や、お焚き上げをしていただくという選択肢もあります。
- どこでお願いできるか: 御朱印をいただいた寺社で相談できる場合があります。全ての寺社で受け付けているわけではないため、事前に確認が必要です。
- タイミング: 年末年始の納め札所や、特定の行事の際などに受け付けていることが多いです。
- 費用: お布施や謝礼が必要な場合があります。
供養やお焚き上げは必須ではありません。ご自身の気持ちに区切りをつけたい場合や、御朱印帳に感謝の気持ちを伝えたい場合に検討してみましょう。
複数冊の御朱印帳を管理するコツ
複数冊の御朱印帳を持つようになった場合、どこにどの御朱印が書いてあるか分からなくならないように管理することが大切です。
- リストを作る: 各御朱印帳にどのような御朱印が集まっているか、簡単なリストやインデックスを作成しておくと便利です。
- 表紙や裏表紙にメモ: 目立たない場所に、どのような目的で使用している御朱印帳か(例:寺院用、京都、七福神など)を小さくメモしておくと、一目で判別できます。
- 持ち運びに注意: 複数の御朱印帳を一度に持ち運ぶ場合は、傷つけたり汚したりしないよう、御朱印帳袋などにまとめて丁寧に扱いましょう。
まとめ:次の御朱印巡りへ一歩踏み出そう
最初の御朱印帳がいっぱいになったことは、御朱印巡りの旅が順調に進んでいる素晴らしいサインです。この記事でご紹介した情報が、新しい御朱印帳を選ぶ参考になり、いっぱいになった御朱印帳をどのように扱うか考えるきっかけとなれば幸いです。
新しい御朱印帳とともに、また新たな御縁を求めて旅に出かけましょう。皆様の次の御朱印巡りが、実りある楽しいものとなることを願っております。
「御朱印旅ガイド」では、これからも皆様の御朱印巡りをサポートする様々な情報をお届けしてまいります。